アメリカの大学の単位を卒業単位に加えられる
NCN米国大学機構の「認定留学/休学留学プログラム」は、編入や直接進学と異なり、アメリカの大学の卒業を目的とせず、日本の大学に復帰する前提で1年程度の留学を行うためのプログラムです。
※本プログラムは、以前「単位取得留学プログラム」と呼称しており、23年4月に名称変更を行いました。一部資料では旧称で掲載されております。どうぞご了承ください。
日本政府は、「世界で活躍できるグローバル人材」の育成を目指した様々な取り組みを推進しておりますが、従来の学術交流協定に基づく交換留学制度は、各大学が協定校に派遣できる人数がごく少数に限定されていることから、より多くの学生に留学機会を与える方策として、「認定留学制度」の導入を推奨しています。
この結果、多くの大学の現場で、認定留学制度を導入する活動が活発化しつつあり、より多くの学生が活用できるよう、以下のような様々な取り組みを行っています。
認定留学の特長
- 認定可能な単位数を拡大し、認定留学を支援する体制を整備
- 留学期間中、日本の大学の学費を免除又は減額、及び留学奨学金等を支給
- 留学時、復学時の科目登録について、履修保留・継続履修制度を運用
学生の皆さんは、在籍する大学の認定留学制度を調べた上で、このプログラムを積極的に活用することをお勧めします。
なお、まだ認定留学が制度化されていない大学の場合でも、大学の指導に従って留学を計画することにより、結果的に単位認定が実現する可能性もあります。詳しくはご相談ください。
留学の流れ
NCN米国大学機構では、以下の流れで1年留学を受け付けています。
進学説明会への参加
こちらのページよりご予約の上、ご参加ください。日本事務局(東京)・大阪支局・オンライン(Zoom)のいずれかを選択できます。
無料個別相談
進学説明会では、全体説明終了後、さらに個別相談にて詳しいヒアリングを進めていきます。保護者の方のご参加も歓迎いたします。
共通審査の受験
1年留学の場合も、共通審査において留学先の大学を選定していきます。なお、編入との同時検討も可能です。共通審査の詳細については、こちらのページをご覧ください。
合格証発行と留学決定
大学に申請後、通常数日〜1週間で審査結果が出ます。合格が出ましたら、本機構のプログラム費用(78万円、国内語学研修受講の場合は96万円)をご納付ください。※通常、不合格とならない大学を選択しますが、万が一の場合は再度大学選択を行います(無料対応)。
留学準備
出発までの期間、留学準備研修、国内語学研修(お申し込みの場合)、各種オリエンテーションなどを実施します。また、書類手続きやビザ取得サポート、渡航準備サポートなど万全の体制で留学に出発できるよう指導とサポートを行います。
留学中のサポート
より良い留学成果が出せるよう、現地大学内での学業指導、生活指導/サポート、緊急時のサポート、就職指導(ご希望の場合)を実施します。
ご帰国後のサポート
ご帰国後、日本の大学への単位認定に関するサポート、就職指導(ご希望の場合)を実施します。
5つの特色 - NCN認定留学/休学留学プログラム
NCN米国大学機構は、一般の学生をアメリカの大学に30年以上受け入れてきた機関である一方、一般向けのプログラムの他に、日本の大学の国際化にも事業として関わってきました。上記の大学間協定に基づくプログラム(協定留学)の運営について、複数の大学で10年以上取り組んでおり、日本の大学からアメリカの大学に一時留学をすることにも、深い経験とノウハウがあります。いわば認定留学は、協定留学の経験を、個人向けにフィードバックしたプログラムとも言えるのです。
1. 語学力の準備
認定留学制度は、海外の大学で取得した単位を日本の大学の単位として認定する仕組みです。従って、留学に際しては、在籍大学の卒業条件や履修要件に準じた正規科目の履修が求められます。そして、これらの正規科目を海外の大学で履修するためには、まず留学生に求められる語学条件をクリアすることが必要となります。
認定留学制度を運用している大学の中には、海外の大学の語学研修プログラムも単位認定の対象として認めている大学も一部あるものの、多くの大学は認定留学の申請時に、すでに語学条件をクリアしていることが申請条件となっています。
本機構の認定留学/休学留学プログラムでは、以下の2つの方法が選択できます。
認定留学を申請するには
- TOEFL®︎やIELTS®︎等の語学検定テストによる条件を既にクリアしている学生( NCN国内語学研修課程が不要の学生 )
- 語学条件をクリアできていない学生は、本機構の国内語学研修課程を受講し、達成できた段階で日本の在籍大学に認定留学を申請する
英語力アップには一定の時間が必要になりますから、特に英語力に自信がない場合は、早めからの対策をおすすめします。
NCN国内語学研修
NCNの国内語学研修課程は、長年培った実績のある英語指導プログラムで、基礎レベルからTOEFL®︎対策まで幅広い英語力アップのための指導を行なっています。希望者にはオプション(別途費用)で受講可能となっています。
国内語学研修の主な内容
米国大学のオンライン語学研修
国内語学研修課程と別途に、アメリカの大学が実施するオンライン語学研修もオプション(別途費用)で受講可能です。
授業はZoomを利用し、日本の夜間の時間帯(20時〜22時)に実施されますので、留学準備に最適です。オンライン語学研修は、最低8週間、週5日(1日2時間)の授業が行われます。現地で実際に語学研修を受講するよりはるかに経済的な受講料となりますので、必要に応じて追加することも検討してみましょう。
2. 安心の日本人学生受入制度
認定留学は、留学期間が1年間に限定されているプログラムです。日本の大学に在籍する学生が、この限られた期間中に海外大学の正規科目を履修し、卒業要件を満たす規定単位数を取得することは、決して容易なことではありません。
NCNの受入39大学は、学位取得を目指す日本人留学生を32年間で7,200名以上受け入れ、その95%を卒業まで導いてきた実績を持っています。留学に向けての国内準備段階から始まり、留学生ビザの取得を含む渡航に関するサポート、学内でのオリエンテーション、日本人アドバイザーによるキャンパス内での毎学期の学業支援から生活支援等、受入大学と連携した充実のサポートが大きな特色です。もちろん、万が一の際でも、現地アドバイザーによる緊急対応が行われ、保護者の方も安心できる留学プログラムです。
経験豊かな受入大学と、学内のNCN日本人アドバイザーによる留学支援を受けることで、安心の環境で、留学目的である単位の取得に励めることでしょう。
一般的な留学機関が提供している認定留学プログラムの場合は、受入大学による特別支援やキャンパス内で日本人アドバイザーによる指導等の仕組みは提供されておりませんので、この点がNCNとの大きな違いとなっています。
3. NCN特別奨学金制度の活用
一般的な留学機関が提供している従来の認定留学プログラムは、留学生に適用される授業料をベースに、留学機関の手数料が加算された「プログラム費用」が設定されており、生活費や諸費用を加えると総費用が高額となるケースが多く、しかも1年間の留学で奨学金が受給できる大学は限定されています。
一方、本プログラムの場合は、NCN特別奨学金制度を運用する大学に留学した場合、語学力と日本の大学のGPAが奨学金受給条件を満たしている学生は、全員に返済義務のない奨学金が支給される制度となっており、経済的な認定留学プランを組み立てることが可能となります。
NCN特別奨学金制度は、大学によって支給額が異なりますが、水準の高い研究型の州立大学で、年間支給額が約$16,800(1ドル140円換算で約235万円)という事例もあり、大学によってはNCNのプログラム費用を上回る奨学金が支給されますので、個人留学よりも経済的に学べます。
なお、各大学の費用や奨学金支給額につきましては、受入大学一覧のページをご参照ください。
*NCN特別奨学金は、本機構の実施する留学プログラムへの参加を前提として支給されるものであり、奨学金のみの取り扱いはしておりません。
4. 専門性の高い認定留学プログラム
NCN米国大学機構は、学位取得を目指す個人留学の学生を中心に「日本人学生受入制度」を運用してきました。その一方で、日本の国立大学や私立大学とパートナーシップ協定を締結し、日米大学間連携による国際プログラムの開発とコーディネートを担当、現在も大学の要請による専門的な認定留学プログラムの開発にも携わっている国際教育機関です。
本プログラムは、日本の大学の現場での実績と経験に基づいて設計された個人対象の認定留学プログラムであり、他の一般的な留学機関とは一線を画した、専門性の高いプログラムとなっております。
特に私たちは、学内で履修科目の登録指導、学業支援、成績の管理まで、30年以上にわたって指導を行なっており、本プログラムの学生に対しても、留学先の各大学の専攻別カリキュラムや履修科目の内容など、具体的な資料を基に、専門的なアドバイスや履修設計を行うことが可能です。
さらに、帰国後には日本の大学に単位認定の申請をするために必要となる、各種資料の準備や指導及び申請のサポートを実施します。
5. キャリア指導と就職活動のサポート
NCN米国大学機構では、現地アドバイザーの他に、就職指導を専門に担当するチームを日米に配置。留学中や留学終了後も希望者に対して就職指導を行い、NCN主催の合同企業説明会など各種の就活関連イベントにも参加できます。
私たちとともに留学をすることでキャリアのチャンスが広がることをぜひ実感してください。
まずは進学説明会へ
私たちは単なる留学手続き機関ではありません。それぞれの目的に合わせた大学選び、学力面や将来のキャリアプランに合わせた履修アドバイスなど、国際教育のプロとしての指導、サポートが私たちの強みです。
特に認定留学については、日本の大学の対応体制は大学ごとにかなり異なるため、細かなルールの確認や、認定プロセスの把握をした上での留学のプランニングが非常に大切になりますので、まずは進学説明会に参加後、個別相談をお勧めします。
認定留学には、日本で学んできた専門分野と、アメリカの大学で学ぶ内容のリンクが大きなポイントとなります。また、あなたのこれまでの成績や英語力、履修状況、就職希望なども大きな影響を及ぼします。私たちは在学生の履修状況やアメリカの各大学・各専攻の教育内容の分析も日常的に行っており、履修内容に踏み込んだご相談は一番の得意分野です。認定留学の具体的な履修プランの組み立てに際しては、在籍大学の指導と、留学先の大学での履修科目についての詳細な情報が不可欠となりますので、ぜひNCNにも相談してみて下さい。
進学説明会のお申し込み・お問い合わせ
NCN米国大学機構では、東京・大阪・オンライン(Zoom)にて進学説明会を実施しています。参加ご希望の際は、
・大学生のための米国大学1年留学説明会
・大学生/社会人向け進学説明会
いずれかを下記のページよりご予約の上、ご参加ください。なお、留学・進学をご希望(共通審査受験)の際は進学説明会に学生・保護者の参加が必須の受験条件となります。
お問い合わせにつきましては、お問い合わせフォームよりお寄せください。「審査に関するよくあるご質問」も併せてご確認ください。
募集要項
本要項は2022年12月改訂版であり、公式HPのGlobal Career Programs募集要項より優先して適用されます。
応募資格
以下の要件を全て満たす者。
- 日本の大学または短期大学に在籍中または卒業している者 *1
- 日本国籍または日本国の永住権保持者 *2
- 原則、日本語でのコミュニケーションに支障の無い者
- 米国大学での学業、授業履修、単位取得を主目的とする者(米国での労働、旅行ほか学業以外を主目的としない者)
- 犯罪歴、米国政府による強制送還歴など米国学生ビザ取得に支障となる前歴の無い者
- 米国大学に対し財政能力を証明できる(*3)保護者または財政保証人の留学への承諾を得られる者
- 本機構ならびに米国大学が別途定める要件により学力、語学力の面で受け入れ可能と判断する者
- 本機構ならびに米国大学が心身の健康面で留学に支障が無いと判断できる者 *4
- 認定留学希望の場合、日本の在籍大学の求める諸条件を正しく理解している者 *5
- オンライン受講、各種書類の取り扱いなどに対応できるPC環境と使用スキルを持つ者
*1:高校生以下、高卒生、専門学校生不可。大学院(卒)生は応募可、ただし大学院への1年留学はできません。
*2:日本の大学へ留学中の外国人留学生の方は応募できません。
*3:留学決定後、決定した大学に対し、約1年分の学費相当の金額が預金された銀行等の残高証明書の提出が必要となります。
*4:必要に応じて医師による診断書の提出を求める場合があります。
*5:認定留学のルール確認などサポートは行いますが、最終的に単位認定等の責任は負いませんので、各自疑義のある点は必ず自己責任で所属大学に確認してください。
語学力の要件
以下のいずれかの要件を満たす者。
- 留学先の受入大学が求める語学力要件を満たす者(ただし語学研修受講希望の場合はその限りではありません)。
- 認定留学を希望する場合、日本の大学の認定留学の条件を満たす語学力を持つ、またはそれを目指す学生で以下の条件を承諾できる者。
- 日本の大学の留学許可条件に関わらず、指定時期までに米国大学の授業履修要件を満たすTOEFLやIELTSなど各種検定のスコアを提出する必要があります。
- 指定時期までに語学要件を満たせなかった場合、正規授業履修から米国大学付属語学研修所での語学研修受講への変更等のプラン変更をする必要があります。
- 上記等の結果により、日本の大学の認定留学要件を満たさなくなった場合、本機構ならびに受入大学はその責を負いません。
大学の成績要件
以下の要件をすべて満たす者。
- 原則、大学の通算GPAが2.0を上回る者 *1
- 少なくとも1学期分の大学における履修を完了している者(=大学の成績を提出可能な者)
- 本機構ならびに米国大学が、授業履修に必要な学力を保持していると認められる者
- 受入大学が求めた場合、高等学校の英文成績証明書を提出可能な者(高卒認定可)
*1:ただし、大学ごとの受け入れの可否判断は各受入大学が別途定める基準による。
募集大学
- 本機構受入大学である39大学のうち、一部大学を除く全ての大学(受入大学一覧)
- 本機構受入大学以外への留学は一切取り扱わない。また、受入大学以外への応募方法などの問い合わせにも対応しない。
募集時期
一部地域、大学を除き、原則として以下の通りとする。ただし、下記はあくまで最終締切であり、準備等を考慮すると、半年〜1年前の応募を推奨する。特に語学力の向上が必要な場合は下記締切では正規授業履修には間に合わないことが想定されること、また大学によっては早期に締め切るので、可能な限り早めの相談開始を推奨する。
秋学期(8月下旬開始) | 同年6月15日までの申込書受理 |
春学期(1月初旬開始) | 前年10月15日までの申込書受理 |
夏学期(5月上旬〜6月上旬開始) | 同年3月15日までの申込書受理 |
進学説明会のお申し込み・お問い合わせ
NCN米国大学機構では、東京・大阪・オンライン(Zoom)にて進学説明会を実施しています。参加ご希望の際は、
・大学生のための米国大学1年留学説明会
・大学生/社会人向け進学説明会
いずれかを下記のページよりご予約の上、ご参加ください。なお、留学・進学をご希望(共通審査受験)の際は進学説明会に学生・保護者の参加が必須の受験条件となります。
お問い合わせにつきましては、お問い合わせフォームよりお寄せください。「審査に関するよくあるご質問」も併せてご確認ください。
米国大学進学・留学説明会
東京・大阪・オンラインで実施
日本人学生受入制度の詳細は、進学説明会でご案内しています(無料・要予約)。詳細資料をもとに、受験方法や留学費用も含めた制度の説明を行うとともに、現地映像や学生インタビューも交えて情報満載でアメリカの大学をより理解していただける内容となっています。
親子で進路を考える機会としてぜひご活用ください。その他詳細は以下のリンクからご確認ください。
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