米国大では、入学して最初の学期から本格的な訓練がスタート。
最初にFAA(米連邦航空局)認証の自家用操縦士免許を取得し、2年目以降は事業用免許、計器飛行証明、さらに卒業後、米国で働き飛行経験を積むために重要なインストラクター免許まで、4年間をかけてフライトトレーニングを積むことができます。
日本の大学では2〜3年目に訓練のために米国大に留学するのが一般的。
1年目は語学研修や座学の授業になります。
また、留学時には短期間で集中してライセンスを取得するため、非常にハードスケジュールになります。
パイロットにとって必須かつ、日本のパイロットに最も不足していると言われるのが英語力です。
アメリカの大学生は、当然ながら飛行訓練のみならず周辺知識、日常会話に至るまですべて英語。
だから卒業時には圧倒的な英語力を身につけることができ、その力は就職の際に大いに役立つことでしょう。
現在英語が苦手な学生も、日米での語学研修等で段階的にトレーニングしますので安心です。
日本の大学では十分な英語力を持つ学生しか留学、すなわちアメリカでの飛行訓練ができません。
さらに留学期間も1年少々と短く、4年間の留学で得られる英語力とは大きな差がつきます。
パイロットライセンスは各国で異なり、
米国ではFAA(米連邦航空局)認証の各種免許を取得できます。
米国大学を卒業後、インストラクターなどの業務を行いながら飛行経験を積むことで、最高峰の資格であるATPL(定期運行操縦士免許)を取得、米国でのエアライン就職を実現した例も出ています。
また、FAA免許は各国での通用性も高く、卒業生は世界各国で活躍をしています。
ユナイテッド航空※、ノースウェスト航空、デルタ航空、キャセイパシフィック航空 他
※旧コンチネンタル航空含む
アメリカ大卒から日本の航空会社に入るには、卒業後にライセンスを日本のJCABライセンスに書き換える、航空大学校に編入するなどのルートがあり、JAL/ANAをはじめとする日本の航空会社への卒業生就職実績も複数あります。
卒業後、アメリカで飛行経験を積み、海外のエアラインや航空関連企業から将来的に日本のエアラインに転職することも十分可能です。
日本航空(JAL)※、全日本空輸(ANA)、J-AIR、ピーチアビエーション 他
※旧ジャルエクスプレス含む
飛行機がうまく操縦できればエアラインパイロットになれるわけではありません。
操縦技術のみならず、各種のトラブルに冷静に対処できる判断力、乗務員や乗客をまとめるリーダーシップやマネジメント能力、管理職としてのビジネススキルなど、人材としての能力を高めることも非常に重要です。もちろん、これらの力は、パイロット以前の一人の社会人としてもとても大切な能力です。
アメリカの大学では、航空学専攻の一環として、これらの力を高めるための授業を履修できます。
NCN米国大学機構では、一般の進学説明会のほかに、パイロットを目指す学生のための進学説明会を別途開催しています。
アメリカでパイロットを目指すために必要な準備や大学生活、履修やライセンスの情報、実際に学んでいる学生の声や現地の様子を収録した映像の時間、気になる受験や留学費用など、ほぼ全て必要な情報を網羅しています。
※ 上記の日程で参加できない場合は、通常の進学説明会にご参加ください。 >>進学説明会日程一覧
日本の航空会社に就職